二世帯住宅の間取り②

こちらのコラムでは、二世帯住宅の具体的な間取り(プラン)の実例から、どのような工夫があるのかを具体的にご紹介していきたいと思います。

また、ご紹介した内容や二世帯住宅について、わかりやすくまとめたリバティホームオリジナル資料
「狭小地の二世帯住宅を徹底検証!」 が、完成しましたのでぜひ皆さまの家づくりにお役立て下さい。

 
事例で見る 二世帯住宅の間取りポイント
 
プランの概略

玄関が1ヶ所(共有タイプ)、キッチンは別々にしていますが水廻りは一緒に使うパターンです。
また、特長的なのが敷地の形状です。もちろん二世帯住宅だけに限りませんが、変形敷地に対しても柔軟に設計し、より使いやすいプランのご提案をするのも弊社の強みです。

親世帯は、1階が生活の中心で2階を一部共有するタイプ。
二世帯住宅の考え方子世帯は、2階~3階を使い、水廻りを共有。

物件の概要
敷地
86.14m(26.05坪)
建物1階48.85m(14.77坪)

2階48.02m(14.52坪)

3階43.04m(13.02坪)

合計139.91m(42.31坪)


 
<1階部分>
二世帯住宅プラン
プランニングのポイント
敷地の形状に合わせて、建物の外壁部分も変化しています。
これ自体は、二世帯住宅の特長ではありませんが、限られた敷地の中でいかに上手にプランニングするかは、いずれにしても重要ですので、ご紹介させて頂きました。


リビングに隣接した畳コーナーです。この図面ではわかりにくいのですが、実際にはリビングのフロアから15cmくらい高さを上げてあります。
高低差が使いづらいというお客様もいらっしゃいますが、逆に少し高くする事でベンチのように使う事も出来ますし、畳の下を収納にする事も可能です。


このプランのように、水廻りを共有タイプにしている場合であっても、洗濯機は別で設置する事がやはり多いようです。
普段は収納のように扉で隠してしまう作り方もありますので、プランに合わせて上手に取り入れる事が可能です。


 
<2階部分>
二世帯住宅プラン
この洗面所も二世帯住宅の特徴的な部分を現わしています。
それは、この「アコーディオンカーテン」です。ここにカーテンを設置している理由は、親世帯がお風呂を使っている場合に、子世帯が2階のトイレを使い辛いというプラン上の問題をクリアするために作られた工夫です。
例えばお年頃のお孫さんがいたとしても、同様の問題が発生します。もちろんプラン制約上の問題で洗面室からトイレに行く動線になってしまっているからこそですが、このように住む前に住んでからの問題をいち早くご提案できるのも、地元密着で永くご支持を頂ける理由なのかもしれません。
 
<3階部分>
二世帯住宅プラン
またご家族の人数が多い場合には、3階にもトイレを設置する工夫は必要です。
もちろん二世帯住宅の場合は、そこに住まうご家族の人数も多くなりがちですから、寝室に近い場所にトイレがあれば、朝の忙しい時間帯などでも便利です。
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